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URM SUNSHINE

拝啓、未来の自分へ
などという青臭い科白ではじまる黴臭い紙を見つけた午前10時半
曇り、凪、いまひとつ充実しない休日の予感
漂う1枚膜の張ったような壁、腕、床、目、天井
あの頃からどれくらい何が変わったのか考えてみれば
全てが変わったような、じっさいは何も変わっていないような
あの頃は、あの街で、あの子と
傷を舐めあう2人は実はその舌の下に相手を傷つけんとす針を持っていたとさ
都会に降る自然が変化を促す、が、偽善家の未練が変化を拒む
っていう昔話、その日暮らし、明日こそは!明日こそは!
と何もしない明日を先に慰めておく、計画なんて何一つ無い生活
そんな性格、今はすこしはマシになったと思うのだけれど・・・
 
あの頃は、あの街で、みんなと一緒、
でも、どっか自分が自分じゃないような、そんな自分が嫌で
解ってくれない他人、を嘲り笑う自分が嫌で嫌で
1人部屋で作る世界の中、名付けられたキャラクター達は バラエティに富むが
都合良くコロコロ心を変えられる容れ物
階下から聞こえる物々しい恐ろしい音、どうする事もできないその子も
瞼の裏の世界へ入っていったとさ、現実と空想は融合し始め
現実は現実の想像を忠実に演じるものとして
うまく笑えるように鏡に笑顔の作り方を教えてもらったりして
土、命、虫、殺しながら肩幅以上の落とし穴、朝陽かなし
小学生の聴覚、視覚貪る情報
生き抜く為の兵法、先兵となったって物語があるのだけれど・・・

あの頃は、あの街で、1人
環境的には1人じゃないって分かってる男が1人
あの家に眩い希望みたいなものは無くて、でもあの街に完璧なる絶望も無くて
中途半端な不幸せ あの街に俺より不幸な人は腐るほどいてドンドンドンドンと腐ってく
それを横目に、俺は俺で居心地の良いのか悪いのか分からない気だるい生暖かさの中でヌクヌクと
俺の悲しみは俺のせいでなく 誰かのせいであってという俺の悲しみのその哀しみの中で
誰のせいでもなく自分のせいでと解って自分の為に泣くのさ
性格の洗濯に精出すも計画倒れ、改革豪放磊落道楽にて倒錯
ようやくも中途半端では努力の甲斐なく崩落、熱くなるのはこめかみと眼球の芯
笑いたければ笑うがいい!と思っていたあの頃を笑う事はできないのだけれど・・・